めざまし スマホが熱い時の対処方法と注意点!発熱対策グッズ紹介!
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猛暑、酷暑続きで熱中症にかかった人が病院に搬送されたり、不幸にして命を落としてしまったりという例が相次ぐ中、熱中症対策が各所で取り上げられていますが、暑さでまいってしまうのは人間だけではありません。
パソコンやファクスなどが、暑さで変調したり、最悪故障したり、なんて経験をお持ちの方も結構いると思います。
それがさらに活躍のシーンが幅広いスマートフォンとなると、「熱中症」の心配は尽きません。
7月23日放送のめざましテレビ「ココ調」では、最悪の場合バッテリーの爆発といった事態をも引き起こすスマホ熱中症の実態と、その対策のためのグッズなどが紹介されていました。
台湾での事故・日本での事例
台湾で、車のダッシュボードに置き去られたスマホのバッテリーが膨張し、爆発するという事故が起きました。
暑さで車内の温度は摂氏60度以上にもなってしまうこの季節のこと、その熱による膨張はある程度想像できるものの、爆発とは穏やかではありません。
そういえば、飲み残しがあるまま放置されたペットボトルが爆発するという事例も、10年近く前によく耳にした気がします。
正直、「え、そんなことでそこまで?」と思わないでもありませんよね。
スマホの場合、気密性の高さが仇になり、熱の逃げ場がなくってしまい膨張、そして…という感じになるようです。
某ライトノベル主人公の決めぜりふである「熱膨張って知ってるか?」を、アオリではなく大真面目に考えてみたくなる事例です。
2009年から2014年の間に、国民生活センターに寄せられた、熱くなってしまったスマホに関する事例は1428件で、そのうち459件は「火傷をした、あるいは火傷をしそうになった」事例だといいます。
スマホが正常の操作できる気温の上限は35℃
ドコモ、au、ソフトバンクの携帯3社に問い合わせたところ、スマートフォンなどの携帯端末が使用に耐える気温は、「35度」が上限だと想定されているようです。夏以外の季節ならば、よほどのことがない限り全く心配のなさそうな数字ですよね。
一緒にテレビを見ていた私の主人が、35度という数字が告げられる前に、「40度ぐらいなら割と何とかなりそうだけどね」と言っていたのですが、35度と聞いて「えー、無理無理」と付け加えていました。
2007年から日中最高気温が35度以上の日を正式な予報用語として「猛暑日」と呼ぶようになりましたが、近年の夏の暑さときたら、35度どころか40度を超える日もそう珍しくなくなってきました。
これは、ごく普通に使っている「だけ」のつもりでもトラブル必至ですし、現にスマホ画面に「高温注意」の警告が出ることもあるようです。
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スマホが熱くなった場合の対処方法と注意点
スマホ修理などを請け負っているスマホステーション株式会社の代表、猿谷吉行さんに、熱を持ってしまったスマホの扱い方を訊いてみました。スマホステーション株式会社
持った感じが「熱い」と感じたら、まずはケースを外し、電源を切って休ませてください。
これが1番手っ取り早い方法です。
SIMカードを抜き取ることで、中に籠った熱を放出するという「裏ワザ」もあるようですが、「出る」ということは、「入ってくる」ことも想定されるわけですから、ホコリや細かいゴミが入るリスクを考えると、オススメとは言い難い、緊急の方法だと思った方がいいようです。
また、消し忘れ、待機中のアプリをそのままにしておかずまめに消去するなども、地道ではありますが、クールダウンのためには大切な心がけです。
暑い屋外ではなく、室内でも気をつけたいこととしては、「充電しながらの操作」。
バッテリーの減りを気にせずに操作できるので、ついついやってしまいがちですが、バッテリー本体に負担がかかり、熱を発しやすくなるので御注意を。
おすすめの発熱対策グッズ
熱くなってしまったときは、「ゆっくりクールダウンする」ことが大切です。例えば冷蔵庫に入れて冷やすと、熱自体は確かに冷めそうですが、急激に冷やすことで結露が生じ、それが故障の原因になったりするといいますから元も子もありません。
絶対に避けましょう。
役に立ちそうなグッズも多く出ていますので紹介します。
スマートフォンクーラーパッド (サンコー)
張るだけで放熱効果のあるシート。事前の対策に。
スマホ メッシュケース各種
人間にとっても夏は心地よいメッシュの服やシューズ。スマートフォンにも涼しい格好をさせてあげましょう。
スマートフォンホルダー クールファン
ファンの涼やかな風で、スマホをゆっくりとクールダウンしてくれるボルダ―です。車載使用できるのも便利。
まとめ
ここ数年の間で急激に普及したスマホだけに、よかれと思ってやっていたことが、実は本体にはダメージのもとだったり、思わぬ事故を引き起こしたり…というリスクが多いようです。情報収集&吟味に努め、正しい対策をとれるようにしてください。
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