真っ白な服で持ち物は自前で参加するディネ・アン・ブランとは?

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真っ白な服で持ち物は自前で参加するディネ・アン・ブランとは?

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ディネ・アン・ブラン

10月3日、都内某所にてディネ・アン・ブラン東京が開催されました。

ディネ・アン・ブランとは、フランス発祥の「全身(靴・アクセサリーに至るまで)白ずくめ」というドレスコードのある食事会のことで、日本では初開催となりました。

10月5日放送のめざましテレビ「MORE SEVEN」では、そのイベントの様子が紹介されました。

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開催場所は2時間前まで知らされず

今回1,600人のエントリーがあり、しかも参加予定者は全員白ずくめに大荷物という目立ち方にもかかわらず、参加者は「秘密のパーティー」に出席と言います。

どの辺が秘密かといえば、今回の会場が「聖徳記念絵画館」であることは、なんとイベント2時間前に発表されたのだとか。


聖徳(せいとく)記念絵画館

1926年建設。幕末の歴史に興味のある方ならぜひ見ておきたい展示がいっぱいです。
〒160-0013東京都新宿区霞ヶ丘町1番1号
03-3401-5179

公式サイト

東京都新宿区霞ヶ丘町1番1号



テーブル・椅子・料理まで持ち物は自前

ディネ・アン・ブラン
出典:http://cdn.macaro-ni.jp

フランソワ・パスキエなる人物が1988年、ごく内輪で始めた「白ずくめのピクニック」が起源です。


「ツイッターで知った」「ウワサで聞いて」と参加するにあたり、身につけるものを全部白で統一するだけでなく、自分が着座するためのテーブルもいすもテーブルクロスもすべて持ち物は自分で用意し、さらには料理までが持ち込みというのが特徴でしょう。


料理やお酒の内容を見る限り、飲食物まで白で統一する必要はないようです。

また飲酒が前提のため、未成年者の参加や子どもの同伴は禁止とのことです。


卓上に白いバラを活けている人たちもいました。

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参加費は1人5,000円で1テーブルにつき2人なので2人1組で10,000円、さらにメンバー登録料と手数料がおのおの1,000円かかるので、2人で12,000円となります。


「男女が向かい合って着席」というルールがあるようですが、テレビで様子を見る限り、今回のイベントに適用されたかは不明です。

参加者全員が白いナプキンを頭の上でクルクル回すのが乾杯の合図。


和服あり、ウェディングドレス風の女性あり、NON STYLEの石田明さん風あり、白髪のウィッグをおそろいにする女性2人あり、白ずくめといってもさまざま、思い思いなので、アイデアの見せどころです。

ダンスやDJのパファーマンスもあり、なかなかの盛り上がりようでした。

白い装いの人々が白いサイリュームを振っているところに色とりどりの照明が映えていました。


パリ開催の動画


いろいろパーティー

思えば、白あるいは白っぽい服は、結婚披露宴ではタブーとされますよね。

花嫁の色だから避けるべきという根拠ですが、最近は和装+白以外のドレスのお色直しという花嫁も珍しくないものの、さまざまな年齢層の方が集まる結婚式や結婚披露宴の場に白を着ていったら、即「礼儀知らず」のレッテルを張られかねません。

だから白や生成りなどのドレスやワンピースを衝動買いしたけれど、着ていく場所が意外とない、なんてこともあるのでは?


そんなとき、ディネ・アン・ブランのようなイベントはうってつけですし、あそこまで大規模でなくても、仲間内のパーティーを楽しむことも可能です。


白に限らず、ごく親しい人+その同伴者ぐらいの範囲で、一色縛りのパーティー開いてみても楽しそうですね。

インテリアや食器にも凝って、「グリーン」「ブルー」といったベースカラーだけ決めて、あとは自由なスタイルにしてみたら、同じ色でもニュアンスの違いでいろいろあるものだと、改めて感心しちゃうかもしれません。


まとめ

英語でいえばホワイトパーティー。

ホワイトパーティーといえば、古い少女まんがファンの中には、スコットランドの別荘でイライザが(キャンディを例によって仲間外れにして)思い人テリーを誘ったところ、当のテリーはパーティーをすっぽかしてキャンディと遊んでいたという、『キャンディ・キャンディ』コミック4巻所収のエビソードを思い出す方もいるのではないでしょうか。

お嬢様でなくても、参加費を払ってドレスコードさえ守れば誰もが楽しめるディネ・アン・ブラン。来年以降も恒例行事になるといいですね。


  
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めざましテレビ    コメント:0

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