自転車危険運転のイヤホン運転はどこまで危険?めざましテレビで検証!

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自転車危険運転のイヤホン運転はどこまで危険?めざましテレビで検証!

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イヤホン運転

6月1日から、改正道路交通法が施行されました。

自転車運転者のうち、危険な違反行為で2回以上摘発された人(対象14歳以上)を「悪質自転車運転者」として、自転車運転者のための講習を受講することが義務づけられるようです。

老若男女問わず、多くの人がカジュアルに乗っている自転車ですが、実はれっきとした軽車両。

違反すれば交通切符を切られる可能性があります。

いま一度「危険運転」とは何かを見直し、見落としがちな点について考えてみましょう。

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自転車危険運転とは

自転車走行時の「危険運転」とみなされるものはざっと14類型ですが、「信号無視」「飲酒」など、どう考えても違反であるものはわかりやすいかと思いますが、正直、若干鈍感になっているというか、深く考えずに違反してしまっている項目もあるのではないでしょうか。


14類型の詳細は「自転車 危険運転 14」などで検索すると、多くの団体ホムペや個人の方のブログで触れられているのがわかり、関心の高さが伺われます。


どの様な運転が危険運転になるのかは以下でご確認ください。

神奈川県警察「改正道路交通法等の一部施行について」


安全運転義務違反

イヤホン運転
出典:https://t.pimg.jp


殊にやっかいなのが、「安全運転義務違反」という項目です。

「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない(道路交通法第70条)」。


これに抵触するとみなされるのは、例えば

「自転車に乗ったまま携帯やスマホの操作」
「傘さし走行」
「イヤホンをつけたままの走行」


などです。

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実験「イヤホンをつけたまま外部の音は認識できるか?」

傘さし走行は「悪いことは知っているけど……ちょっとだけ」、スマホ等は「ほぼ無意識に」違反している人が多い印象があるのに対し、「イヤホン装着」に関しては、フルに耳全体を覆うヘッドホンやカナル式イヤホンなど音漏れの心配がないタイプならともかく、軽装なイヤホン程度で外部音が全く聞こえなくなることはないし、さすがに車のクラクション鳴らされたらゼッタイわかるし、そんなに危険かな?と考える人が多いと思います(正直、これを書いている私もその1人です)。


番組内では、「5人の若い男性がイヤホン(音量はいつも程度)を着けたまま自転車に乗り、外部からの音に気づくかどうか」の実験をしました。


「ホイッスル」、「ハンドベル」、「危ない!と叫ぶ人の声」、「クラクション」の4つに加え、クラクションを鳴らさない状態で車が追走した場合、音や気配に気づくかどうかという内容です。


「ホイッスル」と「人の声」に気づいたのは5人中2人。

しかもどちらの実験でも気づいたのは同じ人です。


残りの3つに関しては、5人とも気づかないという結果になりました。


気づくか気づかないかの境目が、個人的な聴力の問題なのか、ふだん聞いているボリュームの問題なのかは、番組での実験だけではわかりませんが、何より怖いのは、「追走」の気配に誰1人気づかなかったことではないでしょうか。


まとめ

イヤホンに関しては、音量が大きくて外部の音が聞こえないということだけでなく、注意力が散漫になることも問題視すべきではないでしょうか。

ネット上でも「片耳イヤホンならOK」「片耳でも注意された」など、さまざまな意見や事例の報告があり、注意する警察側の対応もちょっと恣意的に感じます。


しかし、自転車どころか「トレーニング中は危ないから音楽を聞かない」と、自分の足で走っているときでさえ慎重さを見せる陸上選手もいらっしゃるくらいですし、下手をすれば生命にかかわる事故にもつながりかねませんから、あえて優等生的なことを言いますが、「違反だからやらない」「ギリギリセーフだからやってもいい」ではなく、「危険につながる可能性があるから注意されるんだから、いつもの何割増しか慎重になった方がいいのでは?」くらいの意識があった方が無難だと思います。

最後に。

自転車は被害者だけでなく、加害者になる可能性も高いという視点も常に忘れず持ちたいものです。


  
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