ヒルナンデス 女性一級建築士の5階建て住宅!1分で片付く収納テクとは?
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9月1日の「ヒルナンデス!」では、恒例&好評の女性一級建築士の家にお邪魔するコーナーが放送されました。
プロならではの驚きの工夫から、女性ならではの細やかな目配りが生んだ、すぐにまねしたくなる1分で片付く収納アイデアまで、必ずお役に立つ情報をご紹介します。
池上 裕子(いけのうえ ゆうこ)さんのブログ
何とキャリア34年の大ベテランで、今まで300以上の案件を手掛けていらしたとのことです。いかにも過ごしやすい空間をつくってくださりそうな、やわらかな笑顔の持ち主でもあります。
http://ameblo.jp/a-k-s/
17坪の土地に5階建ての住宅兼オフィス
池上さんは5階建ての細長いおうちに御主人と2人で住んでいらっしゃるとのこと。いわゆる狭小住宅――と表現したら失礼かもしれませんが、建坪たったの17坪のところに、ただの狭小ではない、アイデアたっぷり詰まったビルが存在しています。
1階はガレージのみのいわゆるピロティー工法で、5階に20畳分のリビングダイニングキッチン、4階にバス、トイレなどの水回りとランドリー、3階がオフィスときて、何と2階には、映画に料理、器楽演奏からカラオケまで何でもござれのパーティールームがあり、その間をホームエレベーターで移動します。
ホームエレベーターって、その存在自体、さすがに一般的とは言い難いものですが、例えば壁面にフックをつけて、クリーニングに出すものをひっかけておいたり、マグネットで重要事項や伝達事項の書かれたメモや書類を貼ったり、翌日の外出時に必要なものをあらかじめ入れておくことで、荷物をとりに階間を移動する手間を省いたり、「動く収納スペース」として大活躍とのことです。
もしもホームエレベーターのあるような家に住めたら、ぜひぜひ真似したい!と、夢が広がりますよね。
ホームエレベーターの基礎知識
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1分で片づく収納テクニック
池上さんのお宅の収納は、台所家電から食器まで、「1カ所に集約」
「定物定位置の励行」
「把握しやすいサイズ」
などの工夫がなされていることで、機能的で整理整頓が行き届いているだけでなく、キリキリ張りつめた感じを与えずに、パパッと手軽に片付けながら生活ができ、快適そうです。
パーティールームの食器収納スペースには、ドット柄の入ったシートが敷かれているので、「その位置ドットの位置にはその食器」を収納するというのが一目でわかり、不慣れな人や子どもでもやりやすい工夫がされています。
また、キッチンにしかゴミ箱がないそうです。
これは部屋のあちこちにごみ箱を置くことで、実際にゴミ出しをする際の手数を減らし、家全体をすっきりとさせる効果があります。
まとめ
暮らす御本人特有の視点には個人差もありますが、分類に無駄がない、使う頻度によって収納場所を変えるなど、収納上手の方には法則があるなあというのを今回も感じました。毎度毎度、家の設計や建材についての知識といったプロフェッショナルの領域には、ただただ「へえ」と感心するのみですが、今回の場合だと、使い勝手のいいように自作された食器棚や、着席した人が全員の顔を確認できるように設計された雲形のテーブルなど、プロの発想というよりも、その人御本人のアイデアや感性、ひいてはお人柄まで見え隠れするアイデアが見られるのも、この企画の楽しみの一つですね。
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