スマステーション2015年ヒットランキング!猫刺しゅうシャツとは?
今年もあと1カ月を切りました。
この季節になると話題になるのは、流行語大賞に今年の漢字(12月12日発表予定)、そして「ヒット商品」などの、今年をしめくくる数々の「発表」ではないでしょうか。
多様化の時代でもあり、漢字一文字に絞られてもピンと来なかったり、流行語大賞に至っては、人によっては「その言葉、初めて聞いたわ…」というものが選定されていることも珍しくないのが今の世の中ですが、ヒット商品となると、何かしら「好きだった」「欲しかった」というものが1つくらいあるのではないでしょうか。
12月5日放送のSmaSTATIONでは、1,000人アンケートの結果をもとにした、今年を代表する事物ベスト14が発表されました。
まずはBEST7をご紹介しましょう。
1位 又吉直樹著『火花』〔第153回芥川龍之介賞受賞作品〕
お笑いコンビ「ピース」のボケ&ネタ担当として、独特ののセンス、雰囲気のあるルックス、意外な?運動神経など、ユニークなキャラクターで人気を誇っていた又吉直樹さんの小説『火花』は、文芸誌『文學界』15年2月号に掲載されました。
結果、文芸誌としては異例の売りゆきで増刷されたことも話題になりましたが、単行本出版後も売れ行きを伸ばし、芥川賞受賞でさらに拍車がかかったかと思ったら、結果的に「受賞作で最も売れた本」となりました。
電子書籍のDL数もすさまじい勢いで伸びたようです。
知る人ぞ知る名文家だった人がこのフィールドで売れたというのは喜ばしいことです。
ご本人も、敬愛する太宰治も受賞できなかった芥川賞の栄誉に輝いたことは、恐れ多くも誇らしく、また喜ばしいことでしょう。
『火花』又吉直樹・著
2位 TACO BELL〔タコス専門店〕
世界に7,000店舗という出店を誇るメキシコ発のファストフード店「TACO BELL」。
タコスのトルティーヤの硬軟、ソースの辛さなどが好みが選べるカスタマイズ性の高さと、野菜たっぷりのヘルシーなおいしさで、女性に大人気となりました。
タコベル ジャパン
http://tacobell.co.jp/
3位 マンゴーかき氷 1,500円〔話題店の人気メニュー〕
出典:http://blogs.timeout.jp
今年は、台湾で1997年にオープンしたかき氷専門店「アイスモンスター」の日本出店も話題になりました。
中でも「マンゴーかき氷」の新感覚のおいしさには、食べた人がみんなとりこになったようです。
ICE MONSTER JAPAN オフィシャルサイト
http://ice-monster.co.jp/
4位 「まいにち、修造!」〔日めくりカレンダー〕
例えば夏のある日、「なんか最近涼しくない?」「涼しくていいけど、夏らしくないね…」なんて会話の後に、「ひょっとして、“彼”、どこか外国にでも行っちゃってる?」と本気でおっしゃったことのある方、“あの人”が今どこにいるのか、ネットで検索したことのある方、いらっしゃるのでは?“彼”の正体は、元プロテニスプレイヤーの松岡修造さんですが、こんなふうに日本の気温・気候にまで影響を及ぼすとうわさされる“熱い男”であることでもおなじみです。
その松岡さんの熱いメッセージがぎっしり詰まった「まいにち、修造!」は、それは本当にカレンダーの発行部数なのかとツッコミたくなる、なんと「113万部」という売り上げを記録しました。
今月にはカレンダーのメッセージに新作を加えた全48のメッセージを堪能できる「かるた」も発売になりました。2016年の幕開けは、「修造かるた」で熱く盛り上げませんか?
修造かるた! [CD付き]
【参考】【ヒロシの日めくり】まいにち、ネガティブ。──前向きじゃなくても生きていける
光と影か? 単なる便乗商法か?こちらもちょっと気になる商品です。
ネガティブな言葉は、クールダウンにぴったり。
5位 ニトスキ498円〔ニトリで買える直径6センチのスキレット〕
出典:http://blogs.c.yimg.jp
10年近く前ですが、「100スキ」なる言葉が一部で流行したのを覚えていらっしゃいますでしょうか。
100円ショップで買える「スキレット」の略ですが、鉄製の厚手のフライパンのこと。
洋食屋さんのコックさんが小さな鉄のフライパンでオムレツをつくったり、イタリアンの料理人がパスタソースをつくったりするのを、テレビなどで見たことのある方も多いでしょう。
「100スキ」は、アウトドア料理が好きな男性などの間でちょっとおなじみでしたが、鉄製品の取り扱いの面倒さもあってか、ブームが去ったのか、それとももともとさほどブームでもなかったのか、とんと聞かなくなっておりました。
と思っていたら、今話題なのは「ニトスキ」だそうです。
全国に展開するインテリアショップ「ニトリ」で税込489円というリーズナブルな価格で本格的なスキレットが手に入るということで、売り上げ30万個という大ヒット商品となりました。
パンケーキや肉料理などをスキレットに乗せたまま食卓に出したら、レストランやビストロのようなおしゃれ感を簡単に演出できるということで、大評判となったようです。
スキレットを上手に活用した料理の本も多数出版されました。
簡単!毎日使える!スキレットの本
6位 コクヨ・ソフトリングノート〔リング部分がソフトな素材でできたノート〕
スパイラル(リング)状になった金具で綴じられたタイプのノートは、真中で折ったり、1枚だけペリッとはがしたりするのが容易なメリットもあり人気ですが、綴じ具が手に当たると結構痛いので、キワキワまで書くのは無理…と思っていたら、金具部分を柔らかい樹脂素材に変えただけで、この悩みを解消してしまったという商品。まさにアイデアの勝利ですね。6色というカラーバリエーションの豊富さも魅力です。
セミB5タイプが税抜き300円、A5タイプが税抜き280円で、4カ月で50万冊を売ったとのこと。
7位 猫ブーム
出典:http://rr.img.naver.jp
人気のペットは数々ありますが、やはりツートップと言えば「犬」と「猫」でしょう。
そして日本では、犬のほうがペットとしての人気は優勢とされてきましたが、今年は猫が逆転してトップに躍り出たとのこと。
生きたペットとしての人気はもちろん、猫のグッズや動画もしばしば話題になりました。
今オススメの描種は、くるっとカールした耳が特徴の「アメリカンカール」と、ぺったりと平面的な顔が一度見たら忘れられない「エキゾチックショートヘア」。
どちらも愛くるしさはもちろん、人懐っこくてしつけやすいところが人気の秘密のようです。
neko shirt ねこ刺繍 hiroko・著
多くの糸数を使った刺繍。シャツのポケットから本物と見まごうような緻密で精巧なネコちゃんが顔をのぞかせる「ねこシャツ」も話題になりました。
その作者、hiroko(クボタヒロコ)さんの本です。
【参考】番組で紹介されていた話題のネコ動画リンク集です
犯行現場を抑えられたネコが「ぼぼぼ・・僕はやってない」
きゅうりにびっくりする猫
まとめ
上位7位は、話題の本から動物ネタ、グルメに売れ筋グッズと実にバラエティーに富んでいましたが、どれも多くの人に支持されるだけの「親しみやすさ」や「お得感」のあるものばかりです。8位から14位には、どんな傾向が見られるでしょうか?
8位~14位の結果はコチラ
スマステ2015年ヒットランキング!今年流行ったグルメをチェック!
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