リトルの公式で行列の待ち時間を予測するiPhoneアプリ
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皆さんは行列に並んで、”あとどれくらい待たされるのか”って考えた事はありませんか?
実は行列の待ち時間を簡単に測定する公式があるってご存じでしょうか?
これは米マサチューセッツ工科大学のジョン・リトル教授が1961年に証明した「リトルの公式」と呼ばれるもで、
待ち時間(分)=(行列の総人数)÷(1分間の到着人数)
というシンプルな式です。
例えば20人ほどの列ができているとします。
いったいどのくらい待たされるだろうかと、つい前ばかり気にしてしまいますが、答えは前ではなく後ろにあるのです。
自分の後ろに1分間に2人が並んだら20÷2=10分、4人が並んだとしたら20÷4=5分。
これが予測される待ち時間というわけです。
この公式はTV番組でも紹介された事があり、新宿の某ドーナッツ店で検証しておりましたが、
2分ほどの誤差で当たっておりました。
まぁ、長蛇の列になると行列の人数を数えるのもイヤになりますけどね
実はトレマルがこれを知ったのは2007年の事なのですが、今は便利な世の中になったもので、
このリトルの公式を使った行列の待ち時間を予測するiPhoneアプリがあるのです。
それがこちらの「Queuence(キューエンス)」
すでに行列に並んでいる人数を入力し、設定した時間にあなたの後ろに並んだ人数を入力するだけで、
簡単にあと何分待つのかが予測できます。
■設定した時間でタイマーをスタートさせて後ろに並んだ人数をカウントできるので便利です。
■予測した待ち時間は、そのままTwitterやFacebookに投稿すること可能
■行列待ち時間情報を地図上で検索可能
待ち時間も何分待つのか分からずに並んでいるのと、
予測して待っているのでは待っている時の気分が違うものです。
この記事があなたの時間の有効活用にお役に立てれば幸いです。
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