めざましテレビ 山重彩伝授!スノードームリングの材料と作り方
スノードームっておうちにありますか?
正式な英語ではスノーグローブ(Snow globe)といい、球体の中に液体(水・グリセリン)とラメなど雪状のもの、そしてさまざまなミニチュアモチーフが仕込まれ、ひっくり返したり揺すったりすることで雪が舞う様子が再現されるという、何ともロマンチックなオブジェです。
雪ということで冬の行事との親和性が高く、クリスマスのちょっとしたプレゼントの定番的なところもありますよね。
そのスノードームの特に小型のものをリング台の上に乗せたアクセサリーが、大変おしゃれでかわいらしいと話題です。
今回は、1月26日のめざましテレビ「MORE SEVEN」で、ハンドメイド作家の山重彩さんより教えて頂いたスノードームリングの作り方をご紹介します。
まずは既製品を「見て」みる
ギフトショップや100均など、さまざまなお店で売られているスノードームですが、既製品をあれこれ見るだけでも、自分の作品のヒントになったり、創作意欲をかきたてられるかもしれません。スノードームの美しさに惹かれ、「いいなあ」と思っても、自作までには至らないという方も、ついトライしたくなるかも。
スノードーム美術館
東京都世田谷区池尻2丁目4−503-5433-0081
http://www.snowdome-museum.org/
こちらはオンラインショップ。
http://snow.shop-pro.jp/
ユニークなモチーフやアイデアにあふれているので、見ているだけで楽しめちゃうほどです。
花びら入りスノードームリングの作り方
(1)モチーフづくり
プラ板に、花びらが5枚の桜のような花の形を描いて切り抜き、色鉛筆でうっすらと彩色します。ポイントは、大きめに描くこと。
オーブン(180度)で焼くと縮むので、その分を考慮して描いてください。
ちなみに、番組では3.3cmの花びらが1.1cmまで縮小しました。
オーブンで焼いた後は花の立体感を出すため、直ぐに花びらの部分を丸めます。
プリントプラ板
(2)土台づくり
アクセサリー素材やドールハウスのフード系の小物をつくる際によく使われる「UVレジン」と、それを固めるための「UVライト」が必要になります。UVライトは、ネイルを固めるためのものをお持ちの方は、それでも代用OKです。
レジンは100円ショップでも買えますよ。
出典:http://kotomono.medukoto.com
プラ板で作った花びらの土台に接着剤の役割となるUVレジンを垂らし、その上に(1)を載せ、キラキラ光るラメなどの散らした後、ネイルアートなどで使用するUVライトで固めます。
※樹脂液を使用する際はマスクと手袋を着用するようにして下さい。
UVライト
(3)ドームづくり
ドームタイプのシリコンの内側にUVレジンを塗り付けて、UVライトをあてて固めます。内側の樹脂液が張り付くまで、この作業を何度も繰り返します。
ドームができたら、この中に精製水と少量のグリセリンを入れ、雪に見たてたラメ、(2)で作ったものを仕込み、蓋の周りを樹脂液で接着します。
最後にリング台にドームを接着剤でくっつけて、完全に乾いたらスノードームリングの完成です。
製作時間は2時間ほどですので、興味のある方はチャレンジしてみては如何でしょうか
リング台
作るのはちょっと面倒と言う方は・・
楽天などで既製品のスノードームリングも販売されています。又、指輪以外のアクセサリーでも、かわいらしくキマりますのでチェックしてみては如何でしょうか。
スノードームイヤリング
ペンギンとポーラーベアのモチーフが愛らしい。南極の雪と北極の雪を楽しめます。
【DIY】UVレジンで地球アクセサリーの作り方
こちらはスノードームではなく、宇宙空間から見た青い地球をモチーフにしたアクセサリーの作り方。イマジネーションが広がります。素材や道具を扱う際の参考にもなりますよ。
山重彩さん
https://www.facebook.com/aya.yamasige
まとめ
リングとはいえ、実際に身に着けるのはちょっとためらうという方もいらっしゃるかも。コレクションとしても十分アリだと思うので、たくさんつくってリングホルダーにひっかけたり、ケースに並べたりしたら、ちょっとしたオブジェにもなりそうですね。
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